<XM FX 為替ニュースまとめ 2020 9/25>
昨日のドル円は、東京株式市場では仲値にかけて実需のドル円の買いが先行し105.47円まで上昇。
しかし一目均衡表基準線に続伸を阻まれると欧州市場にかけて105.21円まで下落。
その後は株価の持ち直しとともに下げ幅を縮め、NY勢参入直後の20時過ぎに105.53円まで上昇。
NY市場ではNY株式市場が上昇に転じた事で円安が進み105円ミドル付近で引けています。
本日のドル円はリスク選好(NY株高・米金利低下)地合いで伸び悩む展開が予想されるものの、新たな円買い材料が提供されない場合、ドルは引き続き下げ渋る可能性もあります。
ただ欧州全般に広がる新型コロナウイルス感染第2波による経済への打撃が懸念される中で株式市場に本格的な調整が入る可能性が燻り、もし株式市場が大きく下落することになれば、ドル高以上に安全な円買いの動きが強まることからドル円、クロス円も下落するリスクが高まることになります。
また明日26日にはトランプ米大統領が最高裁判事の後任指名を行う予定で、与野党対立が強まり経済対策協議が一段と難航する可能性もあり注目されます。
テクニカル的にドル円の下値の目途は105.10円や一目均衡表の転換線104.91円とし、上値の目途は昨日高値105.53円や21日線の105.59円、一目均衡表の雲の下限105.97円、節目の106.00円を意識し、株価と米長期金利を睨む展開となります。
尚週末の米系短期勢のポジション調整にも注意したいところ。
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