<XM FX 為替ニュースまとめ 2020 8/27>
昨日のドル円は、東京市場では過度な米中対立激化への懸念が後退したことなどから、ドル円の纏まった買いが入りこの日の高値となる106円55銭まで上昇。
しかし前日高値が意識され106円35銭まで押し戻され往って来い。
その後の欧州市場でも売り圧力が止まらず106円16銭まで下落。
NY市場では米7月耐久財受注(結果11.2%、予想4.3%)の力強い結果が支援材料となりドル円は106円45銭まで上昇したものの、その後は、好調な5年債入札結果を受けた米長期金利の低下や、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演を控えた警戒感から東京の高値には届かずに再び失速しています。
本日のドル円は今晩22:10のジャクソンホール会議を前に動意に乏しい展開が見込まれます。
ただ本日は月末応当日であることで、様々なフローが出てくる可能性もあり、ニュースなどがない場合でも急に神経質な動きになることに要警戒です。
一方、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言が予想通りハト派発言が出るようなら一時的な下値を探る展開が予想されますが、同時に株価上昇による円安がドル円の下値を支えることになります。
反対に、タカ派的な内容が少しでも示されるようなら昨日の高値付近までの上昇も視野に入りますが、長期の緩和政策継続の動きに変化はなくドル安の流れは今後も継続すると思われます。
本日のドル円はドル円は106.15円以下での推移中は一段安警戒とし、
105.50円割れからは105円台序盤を試すとみられます。
一方で106.00円から106.15円にかけては戻り売りにつかまりやすいとみられますが、106.15円超えからは強気転換注意とし、106.35円超えからは8月25日深夜高値106.57円超えを試す上昇期入りと考えられます。
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