<XM FX 為替ニュースまとめ 2020 9/7>
先週末のドル円は、この日発表される米雇用統計を控え動意に乏しい展開。
注目の雇用統計は8月米非農業部門雇用者数は前月比+137.1万人だったものの、失業率が8.4%へ低下していたこと、平均時給が前月比+0.4%、前年比+4.7%だったことで106.51円まで堅調に推移。
しかし米国3連休に伴うポジション調整からダウ平均が一時620ドル超下落したことでリスク回避の円買いとなり106.18円付近まで反落しました。
本日のドル円は米国がレイバー・デーの祝日で市場参加者が限定されるため方向感が出にくい展開が予想されます。
ただパウエルFRB議長はメディアのインタビューで、先週の雇用統計を「良好な結果」と評価したものの「低金利政策は何年も続くだろう」と強調しており、来週15-16日のFOMCでは、フォワードガイダンスの強化や量的金融緩和の拡大観測が高まっていることで、ドル円の上値は限定的とみられます。
一方、ユーロやポンドなどの欧州通貨に対するドル買いがただちに縮小する状況ではないことからドル円の下値も限定的かもしれません。
いずれにせよ本日は米国がレイバー・デーの祝日で市場参加者が限定されるためドル円は方向感が出にくく、106円台前半を中心にもみ合いが続くと思われます。
本日のドル円は下値の目途は一目均衡表の雲の下限105.95円を割り込む場合は、105.72円や105.50円を目指す展開が想定されますが、106.55円を上抜く場合は89日線の106.85円や107.00円を目指す展開が想定されます。
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