日本国内のFXのレバレッジ倍率は最大で25倍となっていますが、海外に拠点を置くXMの場合は異なります。
最大888倍というハイレバが特徴であり、少ない資金から始めたい人にもおすすめです。
しかしXMにもレバレッジに関する規制や制限があるため、その条件について覚えておくと良いでしょう。
XMのレバレッジで規制や制限がかかる条件ですが、残高が一定以上となった時です。
まずXMにはマイクロ口座とスタンダード口座、そしてゼロ口座という3つのタイプがあります。
いずれのタイプであってもトータル残高が約200万円を超えると、レバレッジは200倍までとなります。
トータル残高が約1,000万円を超えると、100倍までとなります。
このことは公式サイトにも記載されており、設定したレバレッジから変更があると運営からメールが送信されます。
レバレッジを元に戻すためには、まず一旦出金して残高を200万円以下にする必要があります。
次にサポート側にレバレッジ変更を希望する旨を伝えてください。
運営にも事情があるため、希望を出してもそれが通るとは限りません。
口座のトータル残高に応じてレバレッジが異なることを運営が定めている限り、サービスを利用する投資家はそれに従うしかないでしょう。
またマイナー通貨の取引時も、レバレッジに規制や制限がかかる可能性があります。
XMのようなFXサービスでは、流動性が重要視されます。
流動性のあるトレードの方が投資家にとってもチャンスがあり、FXサービスの運営にとっても都合が良いためです。
海外FX XMのレバレッジ888倍でロスカットを回避する唯一の方法
マイナー通貨はトレードする投資家の人数が少ないため、流動性が期待できません。
そのようなトレードに高いレバレッジ倍率を認めても、運営にとってはあまり意味がないのです。
規制の対象となり得るマイナー通貨の例ですが、ユーロデンマーククローネやユーロ香港ドルなどの組み合わせがあります。
ちなみに市場での取引量が多く流動性が期待できる通貨は、メジャー通貨と言います。
その中でも米ドルとユーロ、そして日本円は三大メジャー通貨と呼ばれています。
我が国日本の通貨である円は、世界的に見て人気があるのです。
この3種類を上手く組み合わせれば、規制や制限を回避できるかもしれません。
さらにXMでは相場が荒れる可能性がある時も、レバレッジに規制や制限がかかるようになっています。
ただ相場が荒れると言っても、そのようなシチュエーションは頻繁にはないでしょう。
よほど大きなイベントが起こらない限り、レバレッジ倍率はそのままだと思って大丈夫です。
たとえばイギリスのEU離脱の国民投票のようなビックイベントが起きた場合、レバレッジ倍率が通常とは異なる可能性があります。
イギリスという国だけの問題ではなく、他の経済圏にも影響を及ぼすほどのイベントであるためです。
国家規模のビックイベントが発生した場合は、運営から何かしらの発表があるでしょう。
しかし国家規模のビックイベントは、毎月のように起こるわけではありません。
雇用統計程度の問題であれば、基本的に変更はありません。
投資家は国家規模のビッグイベント発生時はレバレッジが変更になることを想定し、ポジションを調整するようにしてください。
XMのレバレッジ制限になった時の規制の解除方法を解説します
XMのサービス上で何かしらの不正行為を働くと、口座そのものが凍結する可能性もあります。
口座が凍結してしまえば、レバレッジをかけてトレードすることができません。
たとえばXMの複数口座を使用して両建てする行為は、禁止されています。
一度登録してその後に別の口座を追加することは問題ありませんが、複数口座間で両建てをする行為は問題となります。
XMのレバレッジは888倍のハイレバがおすすめなのは何故？
XMには強制ロスカットや、ゼロカットなどのシステムがあります。
これらは投資家保護を目的としたシステムであり、それを両建てのために利用することは悪用となります。
複数口座間で両建てを行うと、理論上トータルで利益を上げることが容易となるためです。
そのため運営は厳しい姿勢で取り締まりを続けています。
XMには自動的に不正を見破るシステムも導入されているため、バレないと油断して故意に不正行為を働いても損をするだけでしょう。
国内FXにはない888倍というハイレバを目的として、XMに登録する投資家も多いかもしれません。
しかし常にそのハイレバが通用するわけではなく、今現在の条件に合わせて変更させる可能性があるのです。
口座タイプの選択や取引の内容、その他国の経済を巻き込むほどのビックイベントなどを考えるようにしてください。
ただしビックイベントなどは頻繁にあるわけではないため、過剰に気にすることはないでしょう。
FXトレードには流動性という大きなポイントがあり、規制や制限を気にせず積極的になった方が得となる場合もあります。
積極的になることは良いですが、記事の中で紹介した不正行為には注意してください。
不正行為に該当するかわからない場合、運営に相談することをおすすめします。
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