XMは証拠金維持率が20%と国内FX業者に比べて低く設定しているためロスカットされにくい環境が整えられていますが、レバレッジ888倍のため相場の急変動でロスカットされてしまうことも、ままあります。
そこで今回はXMでロスカットされないためにはどうしたらいいのかを考えたいと思いますが、実際XMでロスカットを経験された方の体験談がありますので参考にしていただけたらと思います。
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XMでロスカットされるまでの経緯
XMで実際にロスカットされました。
あれわ忘れもしない2020年3月16日の月曜日。
当時私は有休を取得し、自宅で過ごしていました。
私はXMの参考にするため、SNSで為替相場の情報を入手しているのですが、阿鼻叫喚や悲鳴の投稿が目立つ。
XM系のグループも「ロスカットされないされた」の投稿が目立つ。
何事かと思うと、為替相場が大変動。
フラッシュクラッシュが巻き起こっていました。
みるみるXMの証拠金維持率が減る…。頭の中では「どうしたらロスカットされないのか?」とグルグル回っていました。
このとき私はXMに入金していればロスカットされないで済んでいましたが、私はXMでの入金方法は銀行経由なので、日数がかかってしまう…。
もはやロスカットされないことを祈るしかありませんでした。
私はFX歴は10年以上ありますが、こんな大荒れの相場は初めてです。
大荒れを目の前にすると顔が絶望の顔になります。
「お願いだ!ロスカットされないでくれ!XM助けてくれ!」となり、証拠金維持率がどんどん低下するごとに「神様お願いします。ロスカットされないでください!XM様!救済処置を!」と頼むようにもなりました。
死神の声も聞こえてきました。
「ロスカットされないようにしてほしい?無駄だ」と。
そして証拠金維持率が100パーセントを切り始める。
死神が鎌を振り上げる。
そして死神の鎌が直撃。私はXMで初めてロスカットされました。
MT4でXMの口座を開くと綺麗になっていました…。
「ロスカットされないことを祈っていたが、ロスカットされたか」私もバカなりにロスカットされないように、XMでの証拠金維持率は4000パーセント以上でスタートしていましたが、ロスカットされてしまいました。

XMでロスカットされないためには
「証拠金維持率が高めなら大丈夫」このようにいろんなサイトで書いてあると思いますが、これは嘘です。
普通の暴落なら耐えられるかもしれませんが、今回のような大暴落では意味がありません。
コロナショックは1600憶年に1度と言われ暴落歴史に名が残るほどの大暴落。
急落スピードはリーマンショック以上。
リーマンショックのときはボクシングのボディーブローのようにジワジワと効いてきた記憶がありますが、コロナショックはストレートパンチです。
為替や株式市場も歴代の中での暴落。
NYダウもサーキットブレーカーばかりというすさまじい暴落です。まだ私はXMだったから良かったかもしれませんが、これが国内FXだったら強制決済に加えて追証もあったと思います。
誰もが「ロスカットされないようにするにはどうしたら良い?」と思っていると思います。
確かに証拠金維持率が高ければ良いと思いますが、大暴落は4000パーセントの維持率でも耐えれませんでした。
安全な維持率は私でもわかりませんが、今後XMでFXに挑戦するなら私は証拠金維持率は20000パーセント以上でやります。
証拠金維持率高めで不安な方は外貨預金をオススメします。
外貨預金は国が破綻しない限り、ロスカットされないですからね。
スワップ狙いの長期運用の場合はリーマンショックやコロナショック以上のことを想定し、地球にアルマゲドンが起こったくらいを想定し、証拠金維持率を決めるのが良いと思います。

XMでロスカットされないための心の持ち方
今回振り返って最も変動率が大きかったのは新興国通貨全般だと思います。
特に南アフリカのランドの下落がすさまじかったと思います。
XMだとユーロと南アフリカランドのショートカバーがスワップ高めですけど、スワップが高いということは相当なリスクも潜んでいるということも忘れないでください。
かの有名な投資家のピーターリンチの言葉でこういううのがあります。
「投資したい会社がなければ、現金は銀行に預けた方がマシである」と。
おそらくスワップ狙いで投資されたかたのほとんどは「早く投資しないと機会損失が出る」とかで焦ってしまったのではないでしょうか?
私もその一人ですが…。投資するなら安い時に買うのが鉄則です。
安くなるまで我慢できずにトレードしてしまった私は本当に失敗でした…。
焦りからの失敗でした…。
そしてピーターリンチだけではなく、ウォーレンバフェットの言葉にもこういうのがあります「野球で自分がバッターボックスに立ったなら、得意なコースにボールがくるまでスイングするな。投資は見送りしても三振はない」と。
本当にロスカットされたあとに気付くのは遅いと思いますが、待てばよかったなと。落ちるナイフを途中でつかんでしまったためロスカットされた。
ナイフが完全に落ちてからFXをやっていれば良かったかなと。
このコロナショック相場が無くなってからやれば良かったかなと。
フラッシュクラッシュは年始にきたと記憶していますが、今回は平日の昼間に発生しました。
フラッシュクラッシュ対策で年末にクローズされる方も多いと思いますが、フラッシュクラッシュが平日の昼間にザラ場中に起こることもあるんです。常に証拠金維持率はアルマゲドンを想定して設定しましょう。
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