FXに関するサイトなどで、「ロスカットがあるから借金しない」と書き込まれているものもありますが、ロスカットがあったとしても「借金を抱えてしまう可能性はあります」。
そこで今回は、FXのロスカットで借金をしてしまわないように気をつけることを説明していきたいと思います。
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Contents
FXのロスカットとは
そもそも、「ロスカットとはなに？」という人もいるかもしれません。
ロスカットとは、予測される損益がある一定の数値に達した時に、それ以上の損失拡大を防ぐため、強制的に決済する制度のことです。
例えば、証拠金10万円で、ロスカット基準が証拠金維持率の50%とした場合、ロスカットされる含み損の水準は、「10万円×50%＝5万円」になります。
ロスカットというのは、「レバレッジが高い方ほどロスカットされやすく」なります。
例えば、レバレッジが1倍の場合は、最初に買った時から為替レートが半分に暴落するまでロスカットは執行されません。
ですが、レバレッジが10倍の場合だと、証拠金が10万円であれば、10倍の取引を行うことができるので100万円まで取引することができます。
しかし、含み損は5万円になればロスカットされます。
そのため、レバレッジをかけた方が、たった5%下がっただけでロスカットされてしまうということになります。
XMでロスカットされない証拠金維持率は何%に設定すべき？
FXでロスカットになると借金を支払うのか
国内FX業者では、日本の法律上、「レバレッジは25倍以内」と決められていますが、海外FX業者になってくると、レバレッジは「1000倍や2000倍」までかけられるところがあります。
海外FX業者のひとつである「XM」のレバレッジも国内FX業者よりも高く、「888倍」もかけることができます。
レバレッジが高くかけられる分、ロスカットされる可能性が高くなると頭に入れておいた方が良いでしょう。
もし、ロスカットが強制された場合はどうなるのでしょうか。
強制的にロスカットが執行された場合は、「追証」と呼ばれる追加の証拠金を支払わなければなりません。
追証というのは、今の証拠金の水準では、トレードを続けることが難しくなってきたので、追加で証拠金を入金して証拠金維持率を高めてくださいというFX業者からのメッセージみたいなものです。
「追証の支払い義務が発生する」ということです。
FXでロスカットが機能せず借金になるリスク
ロスカットが機能しないケース：相場急変時
では、FXでロスカットがあるのに借金してしまう理由はなぜなのかですが、FXの取引において「ロスカットが作動しない」ということがあります。
ロスカットが作動しない理由のひとつとして、「相場の急変動」があげられます。
天変地異やテロ、経済指標の発表、要人の発言など、インパクトのある大きなニュースが流れる時に、相場の急変動が起こります。
その時に、損切り決済が相場の急変動についていけないことがあります。
そういう時に、ロスカットされず追加証拠金を求められる可能性があります。
ロスカットが機能しないケース：週末の相場変動
もうひとつロスカットがあるのに借金してしまう理由というのは、「週末の相場変動」です。
先程の「相場の急変動」とかぶるのですが、週をまたいでポジションを保有していた場合、週末の為替変動が原因で「ロスカットが執行されない」ということがあります。
土日の間に経済状況の変化により、週終わりに大きく離れた為替レートを週明けの取引から始まってしまうため、見動きが取れないため、ロスカットが執行されないということが起きてしまいます。
FXのロスカットで借金をしないためには
では、ロスカットで借金しないために気をつけることはいくつかあります。
「勘でポジションを持たない」ことや
「レバレッジを高くしすぎない」こと、
「証拠金維持率が高いFX業者を利用する」
などがあげられます。
FXのロスカットで借金しないために気をつけることは、決して難しいものではありません。
リスクに注意して、無理な投資をしなければ、ロスカットも執行されることもありませんので気をつけましょう。
FXのロスカットで借金のリスクのないFX業者は
証拠金維持率が高いFX業者を選ぶのにおすすめなのが、XMです。
例えば、XMの場合は証拠金維持率が500%から1000%です。
短期売買なら500%、長期売買なら1000%の証拠金維持率です。
長期売買の方が証拠金維持率が高めに設定されている理由としては、ポジションの保有期間が長く、大きな変動にさらされる危険があるからです。
多少の変動でもロスカットされないように証拠金維持率を高く設定しています。
しかし、XMのレバレッジは他の海外FX業者と同じように高めに設定されています。
そのため、国内FX業者よりもロスカットされる可能性が高いです。
なので、証拠金維持率を500%以下にならないようにしておくと良いでしょう。
500％以下のトレードをしているのは、「危険なトレードをしている」と思った方がいいです。
証拠金維持率に気をつけてトレードするようにしてください。
XMでロスカットされない証拠金維持率の計算方法
またXMでは、地政学リスクなどでロスカットが機能しない不測の事態で、口座残高がマイナスになった場合でも借金を帳消しにしてくれるシステムを兼ね備えています。
いわゆる『ゼロカットシステム』ですが、ある程度FXに慣れ親しんでいる方ならご存じかもしれませんが、
このゼロカットシステムは、最悪でもFX口座内の証拠金がゼロになるだけで、どんなに大きなマイナスが発生しても借金には至らないというXMユーザーにとって本当に有難い制度になっています。
まとめ
FXのロスカットで借金してしまわないように気をつけるべきことを説明してきました。
相場の急変動によりロスカットが執行されず、思わぬ借金を抱えてしまう可能性が出てきてしまいます。FXで借金してしまわないように証拠金維持率を高めにしておきましょう。
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