海外FX業者の中でも人気の高い「XM」。
レバレッジが888倍や豊富なボーナスがあることで、海外トレーダーだけではなく、日本のトレーダーにも人気があります。
そんなXMですが、今回はXMのロスカットと追証のリスクについて詳しく解説します。
今なら入金額が2倍になるキャンペーン実施中
別窓はコチラ⇒XM公式ページ
Contents
XMのロスカットとは
XMには「ロスカット」というサービスがあります。
ロスカットは、「顧客の資金を守るために行う最後の砦」です。
ロスカットとは、証拠金維持率が決められた基準以下に割り込んだ場合、強制的にポジションを決済されることを言います。
XMでは、このロスカットが発動される条件として、
「証拠金維持率が20%以下」になる時に、
ロスカットが発動されます。
このため、現在持っているポジションの含み損が、証拠金を下回らないようにするための最後の砦となっています。
また、これがなければ、口座残高がマイナスになってしまい、追証をFX業者に支払わなければなりません。
しかしXMでは、すぐにロスカットが発動されるわけではありません。
ロスカットが発動されるにも段階があるのです。
XMでロスカット前のマージンコール
XMでロスカットになるまでに証拠金維持率の割合によって段階があります。
まずは、「証拠金維持率が100%以下になった」場合では、XMからロスカットが発動されることもありませんし、XMから通知すら来ません。
でも、証拠金維持率が100%以下になっているということは、余剰証拠金がマイナスになってくる状況であり、追証の可能性も出てくるほどの危険な状態でもありますので、追証を受けないためにも対策を取っていく必要があります。
「証拠金維持率が50%以下になってしまった」場合は、まだロスカットは発動されませんが、XMからは「そろそろロスカットの水準に到達しそうだ」ということが通知されます。
いわゆるマージンコールですが、ロスカットが発動されるのは、「証拠金維持率が20%以下になった」場合です。
そして証拠金維持率が20%以下になった瞬間に、ポジションが強制的に決済されます。
しかし、全てのポジションを強制的に決済されるわけではありません。
ポジションを強制的に決済されるのは「含み損が大きいポジション」のものから順に決済されていきます。
なので、ロスカット水準をクリアした段階で、ポジションが残っていた場合には、そのまま取引が続行になります。

XMでロスカットになったらどうなる
「もし、ロスカットになってしまったらどうなるのか」疑問に思った人もいるかと思います。
ロスカットというのは、先程も説明しましたが、トレーダー側ではなく、FX業者側が顧客の資金を守るために行う強制的な損切りです。
なので、ロスカットされたから「口座が凍結してしまって取引できない」ということはありませんし、「追証を請求される」こともありません。
通常であれば、全ての証拠金が失われた状態ではないので、ロットを落とすことにより再び証拠金の範囲内で取引することができます。
XMのロスカット水準20%は他と比べてどうか
ロスカットの水準というのは、FX業者によって違いがあります。
XMの場合では、証拠金維持率が20%以下になった段階で、ロスカットが発動されます。
このXMの「証拠金維持率20%以下」というのは、他のFX業者と比べても「低い水準」です。
ロスカットの水準が低いことによるメリットとしては、「ある程度の逆行であれば耐えることができる」ことです。
例えばですが、ロングポジションを持った後に、少しレートが下がってから思惑通りに上昇したと言う経験は、FX取引をしている人はしたことがあると思います。
このロスカットの水準が高ければ、少しのレートが下がっただけでもロスカットされてしまう可能性があります。
そのため、下がった段階で強制的にロスカットされてしまい、ポジションを持っていない状態で、思惑通りに上昇することだってありえます。
なので、ロスカットの水準が低いことは大きいメリットになります。

XMのロスカット水準が低いことによるデメリットは
ロスカットの水準が低いことでのデメリットとしては、ロスカット水準が高い業者より「ロスカットされた時は損失が大きい」ことです。
ロスカットというのは、基本的に証拠金が少ないからなりやすいというものではありません。
証拠金に対するポジションサイズが大きい場合に、ロスカットになりやすいです。
このため、ロスカットが発動しやすい状況というのは、多めの枚数で取引していることが多いので必然的に証拠金に対して損失が大きくなりやすいのです。
XMでロスカットが機能せず追証になる場合
では、「XMではロスカットがあるから証拠金以上の損失が出ることはないか」と思った人もいるかもしれません。
しかし相場では、重要な経済指標の発表や天変地異などの災害が起こった時に、暴落することがあります。
その場合、
その暴落にロスカットがついていくことができず、
口座残高がマイナスになり、
追証になってしまうこともあります。
国内のFX業者を使っているトレーダーなら、マイナス分である「追証」はトレーダー本人が支払わなければなりません。
しかし、XMを含む海外FX業者は、その必要はありません。
なぜかというとXMには「ゼロカットシステム」というものがあるからです。
XMで追証を防ぐゼロカットとは
ゼロカットシステムとは、口座残高がマイナス(追証を支払わなければならない状況)になった場合、マイナスをリセットしてくれ、トレーダーが支払うのではなく、XMが代わりに支払ってくれるシステムのことを言います。
そのため、XMでは証拠金以上に損失が出ることはありませんし、追証を支払わなければならないこともありません。

XMのロスカットと追証のリスク:まとめ
XMのロスカットについて説明してきました。
ロスカットというシステムがあるおかげで、トレーダーは追証を支払わなくて済むので、安心して取引することができますし、積極的かつ冷静に取引することができるようになっています。
ロスカットがなく、口座残高がマイナスになってしまい、追証があるのとないのでは、取引には雲泥の差が出ると思います。
投資資金や証拠金は無限にあるわけではないトレーダーがほとんどです。
多くのトレーダーが生活費をやりくりしながら、投資のための余剰資金を捻出していると思います。
よく言われますが、相場の世界では「まずは生き残ることが第一」だと言われています。
資金をリスクにさらして、一発逆転を狙うのは投資ではありません。
きちんとリスク管理し、トレードしていくことが大事ですし、ポジションを持ちすぎているトレーダーは、ロット調整するようにしていき、ロスカットが発動されないように証拠金維持率を高めに保っておくようにしましょう。
コメントを残す