XMは、ハイレバレッジによるトレードができる海外FX業者です。
日本を含む世界中のユーザーが利用しており、少額の資金で大きな取引ができる点が特徴です。
そもそもFXは、レバレッジをかけることで、証拠金以上のトレードが可能な投資の種類です。
日本のFX業者の場合は、最大レバレッジが25倍になっており、1万円で25万円分の取引ができます。
しかし、国内業者を利用して1万円の資金でトレードしようとすれば、実質的な取引に限界もあります。
そこで今回は、海外FX業者のXMでは1万円で何ロット保有できるのかについて検証します。
国内FXの1万通貨の必要証拠金は？
国内で最も取引量の多い通貨ペアは、「米ドル円」です。
初心者から上級者まで、どのユーザーにも活用されている通貨ペアであり、スプレッドも狭く手数料が安いメリットがあります。
米ドル円に関して、1万通貨で取引しようとすれば、1万円の資金では足りません。
1ドル110円と考えた場合に、
1万通貨の取引に必要な証拠金は44,000円です。
これは、
「1万通貨×110円÷25」
の計算式で導き出されます。
1000通貨以下で取引できるFX業者もありますが、最小取引量を1万通貨に設定している業者も複数あります。
ある程度の利益を出すためにも、最小取引量として1万通貨は一般的に意識される単位です。
1万円の入金では、米ドル円を取引できない場合も出てきます。
XMの1万通貨の必要証拠金は？
この点に関して、XMを利用すれば、1万円の運用資金でもかなり多くのロット数を持つことができます。
XMは、最大888倍のレバレッジが可能です。
このことが、非常に少ない証拠金であっても、かなり大きなロット数で取引できる理由です。
例えば、XMで、米ドル円の通貨ペアで取引する場合を考えてみましょう。
1万通貨の取引を行う場合に、1ドル110円として、レバレッジ888倍を利用するとします。
「1万通貨×110円÷888＝約1,239円」であり、
1,000円強の証拠金があれば1万通貨の取引ができます。
国内業者が4万円以上必要なのと比較すれば、その少なさは歴然としています。
レバレッジを高くすることにより、極めて少ない証拠金であっても、さらに大きなロット数の取引が可能になるのがXMの特徴です。
XMの1ロットの必要証拠金はいくら？その計算方法も詳しく解説します！
XMで1万円で保有できるロット数はいくら？
では、具体的にXMにおいては、1万円の証拠金でどの程度のロット数を持つことができるかを考えてみます。
XMは、「スタンダード口座」「ゼロ口座」「マイクロ口座」の3種類の口座パターンが用意されているため、それぞれで把握することが大切です。
スタンダード口座は、幅広いトレーダーに対応しており、XMの中で最も活用範囲に優れた仕様になっています。
ゼロ口座はスキャルピングのような短期トレードに向いた口座であり、マイクロ口座は少額の取引ができるビギナータイプの口座です。
スタンダード口座とゼロ口座では、1ロットは10万通貨を意味します。
マイクロ口座の1ロットは1,000通貨です。
日本国内のFX業者の場合は、1ロットは1万通貨を意味することが一般的です。
しかしXMでは、このイメージとは異なるため、ロットの大きさに対しての意識が必要です。
XMスタンダード口座で1万円で保有できるロット数は
1万円の入金資金を活用して、XMのスタンダード口座で米ドル円の取引をした際に、1ドル110円と仮定した場合に、保有できる通貨量は約8万通貨です。
つまり、0.8ロットを持つことができます。
スタンダード口座では、1ロットは10万通貨です。
米ドル円の1ロットでの取引に必要な証拠金は、
「10万通貨×110円÷888倍＝約12,387円」になります。
これでは証拠金が1万円を超えてしまいますが、
0.8ロット＝8万通貨にすれば、
1万円で取引が可能です。
XMのスタンダード口座の最小ロットは小さいからリスクなし！
XMゼロ口座で1万円で保有できるロット数は
ゼロ口座に関しても、1ロットは10万通貨という点はスタンダード口座と同じです。
但し、ゼロ口座は最大レバレッジが500倍になっており、1万円で保有できるロット数はスタンダード口座に比べて少なくなります。
ゼロ口座の場合は、1ドル110円として、
0.45ロット＝4.5万通貨であれば
1万円の証拠金で取引が可能です。
計算式は、「4.5万通貨×110円÷500倍＝9,900円」です。
この通貨量を超えると、1万円以上の証拠金が必要になります。
XMマイクロ口座で1万円で保有できるロット数は
マイクロ口座に関しては1ロットが1000通貨で、最大レバレッジ888倍が利用できるため、
1万円の証拠金であれば80ロット程度の取引が可能です。
このように、XMでは口座によって1ロットの意味が異なり、また最大レバレッジも違いがあります。
また、それぞれの口座によって、1万円で保有できるロット数が変わってくる点に注意が必要です。
各口座の使い分けは、それぞれのトレード方法によって選ぶことが大切です。
XMにおいては基本的には、初心者、中級者、上級者まで
様々なトレードスタイルに適応している
スタンダード口座の活用が多いです。
まとめ
XMを利用すれば、国内業者と比較して、1万円程度の証拠金でもハイレバの活用で大きな取引ができます。
しかし、その分ちょっとした値動きで、一瞬にして大きく含み損を抱えてしまう場合があります。
強制ロスカットになるケースも考え、それを防ぎたい場合はより証拠金の額を多くしておくことが大切です。
ここでは、あくまで1万円で保有できるロット数という意味での目安です。
実際の取引では、ポジションを持った瞬間に値動きによって資金が変動するため、それに合わせたリスク対策が大切です。
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