XMは、日本国内でもユーザーの多い海外のFX取引業者です。
高いレバレッジや豊富なボーナス制度などのサービスに特徴があります。
世界各国に事業展開している知名度の高い業者ですが、 海外業者であるため、日本国内のFX業者との仕様の違いに意識が必要です。
1ロットの表記が意味する通貨量に関しても、国内業者とXMでは異なります。
国内業者を利用する際には、1ロットは1万通貨を意味する場合が多いです。
業者によっては、1ロットを1,000通貨としているケースもあります。
そこで今回は、海外FX XMの1ロットの必要証拠金はいくらなのかを計算方法も交えて解説します。
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Contents
XM1ロットの通貨量は口座タイプ別でいくら?
海外FX XMの1ロットに関しては少し複雑です。
XMでは3つの口座タイプがあり、それぞれで1ロットが意味する通貨量を設定しています。
XMの口座タイプには、
「スタンダード口座」
「ゼロ口座」
「マイクロ口座」が用意されています。
XMの口座タイプ別の通貨量
スタンダード口座とゼロ口座の1ロットは10万通貨、
マイクロ口座の1ロットは1,000通貨です。
マイクロ口座の1ロット表記は、スタンダード口座とゼロ口座に比べてとても低く、100分の1の単位です。
スタンダード口座とゼロ口座は、日本の業者にはあまりない1ロットが10万通貨を意味するため、国内業者に慣れた人にとっては戸惑いのある部分です。
同じ1ロットを取引する場合でも、XMと国内業者は通貨量が違い、XM内においても口座タイプによって通貨量は異なります。
XMを利用する場合は、この違いに注意する必要があります。
XMのスタンダード口座の最小ロットは小さいからリスクなし!XMのレバレッジは口座タイプで違う
国内FX業者は最大レバレッジ25倍であるのに対し、XMは最大で888倍のレバレッジをかけることができます。
この部分からも、1ロットの取引での必要証拠金は、国内業者とは大きく異なります。
ただレバレッジに関しては、口座タイプで倍率が異なります。
スタンダード口座とマイクロ口座は最大レバレッジ888倍
ゼロ口座での最大レバレッジは500倍
ゼロ口座は先の2つの口座と比べて、必要証拠金の計算に違いがあるので注意が必要です。
XM1ロットの1pipisはいくら?口座タイプ別で詳しく解説!XMの1ロットの必要証拠金はいくら?
それではXMの1ロットの必要証拠金はいくらかについてご説明いたします。
まず、必要証拠金の基本的な計算方法を押さえておくことが大切です。
必要証拠金は、
「レート×通貨単位÷レバレッジ」で導き出されます。
レートに関しては、常に変動しているため、それに応じて必要証拠金の額も変化します。
もちろん通貨ペアによっても、必要証拠金の額は異なります。
ここでは、国内で最も取引量が多く、世界的に見てもメジャーな通貨ペアである「米ドル円」で考えてみましょう。
レートが1ドル100円として必要証拠金を計算してみます。
この時に、XMのスタンダード口座で、888倍のレバレッジを利用して1ロットを取引するとします。
スタンダード口座では、1ロットが10万通貨になるため、先程の計算式に当てはめると
「レート×通貨単位÷レバレッジ」
「100円×10万通貨÷888」
の計算で必要証拠金がわかります。
この場合は、約11,261円の必要証拠金です。
ゼロ講座に関しては、1ロットは10万通貨でスタンダード口座と同じですが、最大レバレッジは500倍です。
したがって、
「100円×10万通貨÷500」=20,000円(必要証拠金)です。
マイクロ口座では、1ロットは1,000通貨で、最大レバレッジは888倍です。
そのため、
「100円×1,000通貨÷888」=約113円の必要証拠金になります。
マイクロ口座を利用すれば、1ロットに関して、100円単位の極めて少額の必要証拠金でFX取引が可能です。
XMのレバレッジ888倍の必要証拠金の計算方法XMの1ロットの証拠金は国内FXではいくら?
これを国内業者と比較した場合に、その差は歴然とします。
国内業者では、1ロットを1万通貨としている場合が多いため、ここでは10万通貨と仮定して1ドルが100円で米ドル円の取引を行った場合に、
「100円×10万通貨÷25」=40万円の必要証拠金です。
国内では最大レバレッジが25倍に規制されているため、
XMに比べて必要証拠金の額が極めて大きくなります。
XMの必要証拠金は少なくてもリスクがある
但し、必要証拠金とは、FX取引に必要な最低限の金額を意味する点に注意が必要です。
為替は常に変動するため、証拠金の額はその都度変化します。
きっちりの額の必要証拠金を入れただけでは、取引はできても、為替変動で強制ロスカットされるリスクがあります。
国内と海外共に、FX業者は強制ロスカット機能を導入して、一定額以上の証拠金が失われない対策を施しています。
これはトレーダーにとって資金を守る安全装置ですが、反面、強制的にロスカットされるため含み損が確定する状況になります。
ポジションをそのまま維持したいようなケースでは、強制ロスカットを避ける必要があります。
特にXMのように極めて高いレバレッジが利用できる場合は、少しのレート変動でも、含み損になれば急激に証拠金が失われます。
XMのような海外業者の場合は、国内業者と比較して強制ロスカットの水準が緩やかなのが一般的です。
それでもこれだけの高いレバレッジであれば、瞬く間に証拠金がその水準に達する可能性があります。
必要証拠金の基準額よりも、余裕を持った多めの額を入金しておくことが大切です。
XMのロット数を意識してリスクを減らす
また、ロット数を意識しておく必要もあります。
ロット数が少なければ、それだけ必要証拠金の額が少なくて済むため、余裕を持った金額を入金しやすくなります。
XMのスタンダード口座とゼロ口座では、最小注文ロット数が0.01ロットになっています。
マイクロ口座の最小注文ロット数は、MT4で0.01ロット、MT5で0.1ロットです。
ロット数を減らして取引することも、強制ロスカットのリスクを減らす方法です。
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