<XM FX 為替ニュースまとめ 2020 9/24>
昨日のドル円は、連休明けの仲値需要の高まりから仲値にかけて105.20円まで上昇。
しかし、その後ダウ先物が200ドル超上げとなったことから欧州株価も上昇して始まるとユーロやポンドが反発。
ドルは全般に売り圧力が高まり、ドル円は105円を割り込む。
NY市場では新型コロナウイルスの感染再拡大や米主要株価指数の急落などからリスク回避のドル高となり、ドル円は一時105.49まで急伸。
しかし一目均衡表基準線をバックに伸び悩むと、引けにかけて伸び悩む展開になっています。
本日のドル円は欧米での新型コロナウイルス第2波への警戒感が高まっていることなどからリスク回避地合いで底堅い展開が予想されます。
ただ市場関係者の間からは、「金融市場の不確実性はさらに高まり、米国株式の軟調地合いは継続する可能性がある」との声が聞かれドル上昇の余地は大きくないとの声も一部で聞かれているようです。
またNY株価が更に下落するようならドル買いの動きと同時に円買いも進行することになるためドル円の上値も限界があるようにも思えます。
尚、本日も23時のムニューシン米財務長官とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が上院銀行委員会で証言するほか、複数の地区連銀総裁が講演を行う予定ですが、早期の利上げや追加緩和への思惑が強まる公算は小さくドル円を動意づけるかは微妙なところです。
テクニカル的に本日のドル円下値は105.20円や105.00円、104.78円とし、上値は昨日高値105.49円や21日線、一目均衡表の雲の下限105.97円を意識し、株価と米長期金利の動向を睨む展開となります。
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