市場筋:NY市場ではNYダウが2000ドル近い下落でスタート。金や原油も下落するなど投資マネーがキャッシュ化するなかで最も安全な通貨である基軸通貨のドルに買いが集まった。またFRBが大規模資金供給を実施すると伝わると、米国株の下げ渋りとともに一時106.10円と日通し高値を付けた模様。
市場筋:本日のドル円も乱高下しそうだ。市場が以前のように株価の下落がドル売り・円買いに動いているわけではないので、相場の方向性がつかみにくい。いずれにしても尋常ではない状況下でこれまでの経験則が働かない動きが増えているが相場のボラが高くなっているため短期売買で稼ぐチャンスでもある
市場筋:昨日はユーロの失望売りの中で円買いとドル買いが交錯しドル円は方向感のつかめない展開。本日も同様の動きが続くと見るが、ドル円は足元の乱高下でポジションの偏りは小さいと推測される事から、振幅こそ大きいものの方向感が出にくい相場展開が予測される。
市場筋:ドル円は欧米諸国の株安を意識してリスク回避的な円買いは継続する可能性がある。ただトランプ大統領は「必要なら、大統領権限を利用する」、「給与税減税は強い措置になる」と伝えていることから、大規模な財政支出への思惑でドルと米長期金利の水準は目先的に下げ渋る可能性も。
市場筋:ドル円は104円以上での推移中は上昇余地ありとし、106.09円超えからは107円前後への上昇を想定する。107円以上は反落警戒とする。一方、104円割れから続落の場合は弱気転換注意とし、103.07円割れからは弱気サイクル入りとして3月9日夜安値101.23円試しを想定する。
市場筋:昨日は金や原油が下落するなど市場は資産のキャッシュ化に向かい始めており、その中で最も安全な通貨ドルへのシフトがみられる。ドル円が高下する展開は変わらないとみるが徐々に「リスク回避のドル高」に市場の流れがシフトしつつあることから、週末のドル円は103円台での底堅さが試されよう。
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