<XM FX 為替ニュースまとめ 2020 8/31>
先週末のドル円は、日本時間14時過ぎに安倍首相が辞意を固めたとの報道でドル円が急落。
その後ドル円の下落は収まらず急落商状が落ち着くのは夜に入ってからとなる。
その後NY市場が始まったところで発表された米PCEデフレーターが予想を上回った事でドル買い戻しの動きが強まりドル円も105.73円まで反発。
しかし、戻ったところでは再び売りが強まり105円前半に押し戻されるなど105円台前半の安値圏にとどまったまま先週を終えました。
本日のドル円は、米国の経済指標公表は予定されておらず、安倍政権の主要メンバーが就任する可能性が高まれば経済政策の継続性が意識され、ドル円は105円台で下げ渋る展開も想定されます。
一方、ドル円はパウエルFRB議長の2%平均インフレ目標の導入表明を受けて、9月15-16日のFOMCでフォワードガイダンスの強化、量的金融緩和の拡大観測が高まっていることによるドル売り、更にアベノミクスの巻き戻し懸念による円買いを受けて、下値を探る動きも予想されます。
ただFRBの新緩和基準の変更で米株がさらに上昇し易い環境が整ってきていますので、リスクオンでドル円は少し底堅くなる展開も想定されます。
本日のドル円は8月19日安値105.10円及び105.00円割れからは当初の下値目途を104.50円前後となります。
一方、105.75円から106.00円手前では戻り売りにつかまりやすいとみられますが、106円超えからは、106.10円、106.50円、前後へと揺れ返しの反騰に入る可能性がある展開も想定されます。
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