<XM FX 為替ニュースまとめ 2020 8/6>
昨日のドル円は、米国追加経済対策が難航し経済への影響が懸念される中でドル売りが先行し東京市場で105円中盤まで下落。
欧州市場ではクロス円の買いもあり105.88円まで上昇。
NY市場ではADPが予想を大幅に下回り105.32円まで下落。
しかしその後発表された米7月ISM非製造業景況指数が約1年ぶり高水準の力強い結果を示すと下げ止まり、引けにかけては持ち直す展開になっています。
本日のドル円は動意限定で突発的なニュースがない限りは狭いレンジとなるとみられます。
ただ米国の追加経済対策の難航や米中対立激化はドル売り要因として市場は反応し株式市場上昇はリスクオンのドル安でドル円の上値は抑えられています。
どちらにしてもドル安状況に変わりがなく、今週末には米国追加経済対策が合意に至るとの見方もあり、もし合意すればドルは一時的に買い戻しが強まるとみられますが、ドル安の流れは続いており、ドル円は106円台に乗せるようなら戻り売りスタンスが有効でしょう。
また来週の本邦の夏季休業を前にして、輸出企業を中心にドル売り需要があることもドル円の上値を圧迫する要因となっています。
ドル円はテクニカル的に下値目途は昨日安値105.32円や節目の105.00円とし、上値の目途は105.70‐80円や一目均衡表の基準線105.99円や106.20円が意識されます。
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